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株式会社ToCasa 設計士 「河野 和宏のブログ」

こんにちは。

 今日は冷たい風が強いですね。

 風が吹けば桶屋が儲かる。とは江戸の話でしょうか、仏法の因果をわかりやすく話したことでしょうか。気密施工、気密測定をして良い数字を出さないと、今日のように風の強い日は晴れであっても隙間から冷たい外気が多く侵入して寒くなります。

 燃料が上昇し続けている近年では生活は(電気代金、灯油代金、ガス代金)により圧迫されますよね。弊社においては、Ua値をG2,3にしたうえで気密性を担保するために測定をして0.3㎠/㎡以下にしています。風が吹けば燃料会社が儲かる家は健康上または経済的にもよくないと思います。

 サッシの気密性、家自体の気密性が悪いと、暴風雨の時は雨風が壁体内、家に大量に侵入いたしますね。近年では過去に経験のない風、雨の予報があります。100年に一度が毎年あります。気候変動のせいでしょうか。温暖化でしょうか。であれば、CO2削減ができる家が、安心であり時代に合っているのかと思います。隙間風の侵入により換気は計画通りにならずにLDKのCO2濃度が上がり排気口のある水廻りが寒くなり、暖房(冷房)費がかかり結果、寒いのに一部屋の暖房をつけて温度差のある、不健康な家になってしまします。風が吹けば医療費がかかります。

 冷気、暖気の通り道が結露しやすくなりカビの温床になる可能性があります。カビがダニを呼び、木材が湿気で痛み腐朽菌が生えその匂いにそそられてシロアリがきます。家の寿命は風まかせになります。ですから、気密性、断熱性はとても大切な家造りの要素なのです。地震により断熱材が沈んだりしないためにも耐震は大切であることは、地震大国の日本にいる以上わかりきっている事ですね。

 電気を作る方法は論じることは多いですね、家造りでは、いかに使わずに快適に生活できるか、そこが大切かと思います。太陽光を大量にのせて蓄電池等つけてもエアコンが4台、5台必要な家では、故障により交換、メンテナンスにお金がかかり、結果、CO2をたくさん排出する家になってりまいます。

 エアコン1台2台で快適であり、少ない設備、家電で生活できれば、交換、メンテナンス費も縮小できますね。(風が吹けば設備、家電業者が儲かる)家は、家計も切り盛りが大変ですね。メカハウスはよくないと思います。風が強くても外のおとが聞こえない隙間風を感じないのが、経験値ですが0.3㎠/㎡以下なのです。弊社では全棟測定して0.3㎠/㎡以下としています。

 時代という風に翻弄されて、大切な事を見失わないように頑張っていきたいです。

(株)To Casa 代表取締役社長

        河野 和宏

C値0.2㎠/㎡ 桧の床 桧の天井 ルナ+珪藻土ペイント
C値 0.1㎠/㎡ 桧の床 杉の床 ルナ+珪藻土ペイント
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