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株式会社ToCasa 設計士 「河野 和宏のブログ」

プランクの法則

こんにちは。
最近寒いですね。今朝の最低気温はスマホで調べたら-6.0°C(つくば市)です。
当社の廻りの新築の家の屋根は凍っていませんでした。弊社の新築住宅は、数件会社の廻りにあります。すべての屋根でAM11時ぐらいまで凍っていました。
大寒の時期は、晴天率が関東地区は多く放射冷却により屋根面の温度は気温以下になります。-6.0°C以下です。当然、夜露が降り凍ります。ちなみに今日は快晴です。

この時期、晴天にもかかわらずに屋根が乾いた状態(北側でさえ)になっている家は、新築なのに、残念ながら、暖房したエネルギーが上へ屋根に逃げている、屋根断熱、天井断熱や気密性が悪く、電気(エネルギー)をたくさん消費しています。
そして、今頃の住宅なのに寒い。
新築なのに、世界中でCO2削減を訴えている中でその様な建築をするメーカー、
工務店が多いことに胸が痛みます。
気密性や断熱性能が悪くてエネルギーが漏れるスカスカハウスを、ZEHとか言って販売、建築をしている、会社は真面目に取り組んで欲しい。耐震も。

また、暖気、冷気が漏れているといいうことは、その箇所に結露をする可能性があるということですね。 
見えないところに結露し、それを餌にダニがわきます。住まわれている方のわからないところで、家の敵を作ることになります。
家の中での温度差によるヒートショックのリスクも増えてしまいます。

エネルギーの海外依存率が高く、光熱費の高い日本でスカスカハウスはよいのでしょうか? 気密測定は最低限して欲しい。
カビダニ湿気で、家の傷みは早くなります。もうスクラップアンドビルドを繰り返すことはやめませんか?

Ua0.3以下も大切です、当たり前です。C値0.3以下も当たり前なのです。耐震等級3も当たり前なのです。
当たり前のことは、きちんと実行していく、それに尽きますね。

話は変わりますが、脱プラスチック、脱化学物質、国産材、自然素材を完成形にしていきます。顧客ニーズはないかもしれないけど。

正しい(私なり)物を正しく造り、継承をしていく。この点ではブレない。
(株)ToCasa                      代表取締役社長  河野 和宏

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