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株式会社ToCasa 設計士 「河野 和宏のブログ」

こんにちは。

 夕べから降っている雨が少し肌寒く感じさせます。

昨日、テレビのニュースにてこれから寒くなるとヒートショックによる家庭ない事故が急増すると、

報道されていました。気温が14℃以下もしくは、昼と夜の気温差が8℃以上あると危険と言う事です。

洗面所に暖房をつける、あらかじめシャワーで浴室を温めておく、廊下は冷やさない、または、

スリッパをはく、トイレに暖房器を置く等、対策を専門家が話しておりました。

で、CO2削減はどこに行ったのでしょうか?

そもそも寒い家を作らなければよいことです。外に新聞をとりに行く時は上着は羽織るにしても、

で、真冬になれば、節電と言いうのでしょうか?電力不足と。ブラックアウトするかもと。

エネルギーが高騰しています、円安が止まりません、また、悲しい事が中東でおきてしまいました。

ウクライナの方の解決は遠い感じがいたします。災害も多発しております。

せめて、最低限日本には、UA0.30以下

安心して省エネに暮らせる住宅が必要だと思う。

度重なる災害は(温暖化が原因と思われる事象)、我々が出すCO2によっておきます。

日本では40%は建築物からCO2を排出しているといわれています。

その半分以上は住宅ともいわれています。

この、21世紀に国民がヒートショックで危険、エネルギーダダ洩れ住宅を建てる、(子供の頃の勝手なイメージですが、21世紀になったら平和で誰もが健康で豊な生活ができるようになると思っていました。)

何か仕組みの問題なのか、工務店の良心の問題なのか?施主が勉強をしなければいけないのか?

心がないのか?家を作る仕事をする以上、快適、省エネ、耐震、安全をまず先に考えるべき。

もちろんデザイン、嗜好は大切ですが、建築物としての基本性能が低ければ、その時は、良いと思っても、後に後悔をいたします。

 早いもので今年も10月も半ばになります。

本年も残りわずかになってきました。未熟なところは未熟なままのようなきがします。

成長したい、進化していきたい。いつまでも未熟なままでは、お施主様に申し訳ない。

大きくしたいわけではない、充実していきたい。

 UA0.3以下、C値0.3以下、耐震等級3以上(構造計算)、自然素材と今はこのスペックで住宅を提供していますが、さらに窓を樹脂窓をやめたて、国産木製窓にしたい、断熱材の脱プラ化、水廻りのキッチン、洗面の脱プラ化を進めていきたい。

経済的理由もあり厳しいが、今年度初頭から言っているが、口だけになってしまっている。

心折れないようにしなければ、アホウドリが絶滅の危機にあると何かで見ました、原因はプラスチック製品のゴミを誤飲し消化せず胃にたまって餓死してしまいます。という事でした。アホウドリに限った事でなく生態系すら壊しています。これはやがて人間にも大きなしっぺ返しが来ることでしょう。

 話は変わりますが、叔母の一周忌が、来週 池袋のお寺であります。

叔母が生まれる2年前に関東大震災がありました、深川も火事に合いました。昭和20年の東京大空襲でまた、深川は戦火に、、生前祖母の話では、人生で2回も家を焼きだされるとは思ってもいなかったと、

深川区(今の江東区)は当時木造建築密集地で防火材など当時は在りませんし、それ用の爆弾を落とさせるのですから、下にいる人は恐怖でいたでしょう。もしかしたら戦争は人間の知恵と対話で防ぐ事はできるかもしれませんね。最近の世界情勢を見ると混迷してますが?

地震は努力でどうかなるものではないようです。

表層地盤増幅率等を調べずに、耐震等級3相当だから大丈夫などと言っては危険な気がいたします。

地震だけは、明日来るかもしれないし、一生来ないかもしれない、、ただ日本は地震の巣であり何時来てもおかしくない国だという事実があります。

構造計算をして、耐震等級3以上の住宅を提供する事は工務店の良心であり、心なのでしょう。

話を戻しますが、浴室で溺死(低血圧)する方は年間で≒5000人と、交通事故死より多いんです。

これって、断熱気密換気をきちんとやっていれば、助かっていた人の数ですよね。

ヒートショックによる家庭ない事故では≒17000人が犠牲になっております。もちろん助かっても後遺症に苦しむ人いる事でしょう。

心ある家造りとはこういう被害を出さない事に尽きるのではと思います。

お客様の喜ぶ事を言って、構造はあまり考えずに安く建てる事は簡単でしょう。

それって、お客様のためになりませんよね。そして社会的にも貢献度は低いですね。

貫くとは、結構な地獄道ですね。

カッコ悪いものですモガイてモガイて行く以外にないな。

心を込めて。

河野 和宏

To Casa 低燃費の家 宿泊体験できる展示場

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