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株式会社ToCasa 設計士 「河野 和宏のブログ」

こんにちは。

 年末いかがお過ごしでしょうか?

寒さも厳しくなってきました。お体ご自愛してくださいませ。

寒さと言えば住宅では断熱、気密は欠かせません。

 断熱はとても大切な家造りエレメントになります。材料自体がいろいろと話題に上りますが、

それ自体は大きな問題にはならないのです。まずは使う素材の特性を理解した上で適格な施工をしているか、気密施工に抜かりはないか、バリアは何を使うか、などなどですね。

 数値の劣る断熱材を使えば厚みが要ります。数値の良いものであるなら厚みのある程度でよいでしょう。充填のように壁の中に施工をする場合は熱橋比を正確に計算することが大切ですね。例えば柱の間にパネルを入れる場合パネル自体に熱橋がある事を計算に入れずにUa値を計算しているかと思います。在来だから何%と決めつけては正確な値は出ませんね。

 調湿度性がある断熱材ということで、バリアを透湿性の高いものを使う水蒸気を止めていない吹き込み等は、多く湿気を吸い込むと下がる恐れがありますね。新聞古紙は物によりますが、有害なインクを使っているものも中にはあります。インクは油性でもソイインク等なら問題ないでしょう。

 弊社は、ウールブレスです。羊毛なので安心です。

 断熱とは、文字通り熱を断つと書きます。

断つといえば、工務店側にも、顧客を選別する勇気が必要になることが稀にありますね。

これは、大変なことです、仕事は欲しいし経済的にも助かりますが、1客のために他の心の豊かなお客様に迷惑はかけられない、選別の基準は生意気ですが自分の中ではあります。

 (その為に間取りを書く前に申し込み金を頂いている工務店、メーカーが多いようです。)

これは、心の話なんですね。これは大切なことです。

To Casa としても全員が豊かな心を持ち、それに感応してくださるお客様と良い物を作り上げていきたい、これって傲慢でしょうか?

もちろん高気密、高断熱、高耐震、自然素材は当たり前なんですが、これって今だけ、価格だけ、自分だけの考えではなく、環境配慮、社会貢献と大きな事も含まれています。

 (昨日はとても心の豊なお客様とお話が出来ました。幸せな気持ちです。)

麦わら軍師のいわれる通り(天国への地獄道)なんですね。

 話は変わりますが、

外張り木質系断熱材のフラッグシップ(テラ)のサブタイトルを(ツリーオブライフ)生命の木としました。

木、森林は地球に取って豊かさの源泉です。人が守る以外になく、そのために、国産材にこだわり、

豊な環境を守りたいという心情。いろいろな執着を断つ。

合板の仕様等も極力なくす。新たな展開、新たな挑戦、新たな事は、今までの心豊かなお客様に支えられているからこそ成り立ちます。OBのお客様に感謝、感謝です。

 仕事とは、感謝し成長すること、肝に銘じていきたい。

 OBのお客様からも、アドバイスがいただければ嬉しいです。

河野 和宏

 

To Casa 低燃費の家 宿泊体験できる展示場

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