2025/5/12 8:03 PM Category:
「BELS認定 断熱等級7の家(つくば市)」では造作大工工事が順調に進んでいます。
現在、外断熱 熱伝導率の低いEPSボード100mmを大工さんがはっております。
気密測定も完了しており、C値(相当隙間面積)は0.1cm²/m²でした!
当社の気密測定は、通常では外断熱と内断熱(充填断熱材+ベーパーバリア)施工後に行っておりましたが、今回は外周部にも室内の壁にも断熱材が入っていない状態で気密測定を行いました。監督と大工さんが構造用合板の継ぎ目に特殊な防水透湿塗料を塗り、必要箇所にコーキングをしただけの状態での測定です。
これだけでいつもの数値が出るのだろうか…と皆が見守る中、なんと測定1回目で0.1の数値が!
自画自賛ではございますが、さすがだな!と感心した瞬間でした。
これは監督や大工さんの丁寧な工事の結果だと思います。
長年にわたり全棟気密測定をしているため、隙間ができやすい箇所などを監督や大工さんが熟知しているのです。
このお家の断熱には、セルロース断熱材を使用しています。
紙製品を再利用してつくられた細かな断熱材を専用の装置で施工する「セルロース断熱」。
アメリカで最高の断熱材として認められている、アップルゲート・インシュレーション社のセルロース断熱材を使用します。
資源を無駄にせず、環境にやさしいエコな断熱材を、ウォールスプレーという方法で吹き付け施工します。
細かい断熱材をしっかりと充填するので、パイプや配線周りの隙間もしっかり埋まります。
壁にしっかり充填されたセルロース断熱材。
断熱性能はもちろん防音・防火性能にも優れているため、壁と壁の間にも吹き付けて防音性能を高めることもできます。
工事をしている間、嫌な臭いがまったくありません。有害物質ではないことを実感できました。
建築中も現場のご案内が可能ですので、セルロース断熱を実際にご覧いただくことも可能です。
7月頃から暑くなってくると思います。この季節は断熱と気密の威力を体感していただくのに最適な時期。
建築中(エアコンが無い状態)の涼しさをぜひご体感ください。
現場見学をご希望の方は、ホームページのお問い合わせ先よりご連絡くださいませ。
高気密・高断熱、高耐震の家
受付時間:10:00〜18:00 定休日:水曜・木曜日
電話や訪問などの営業は一切いたしません。