2025/6/6 11:48 AM Category: 株式会社ToCasa 設計士 「河野 和宏のブログ」
こんにちは。
早いもので、今年も6月になってしまいました。
令和の米騒動は落ち着く気配はなく、備蓄米の放出も古古米から古古古米になる様ですね。
2025年の新米も高いようです。
減反政策に問題があるとか様々な事が言われていますね。
これらの事は、米を減らすのでなく、日本人の米離れをとめる政策をとるべきだったと思います。
備蓄米を大量に放出することは、災害、戦争があった場合に主食が欠乏し飢えるということですね。
これらに求められているのは、事態の透明性です、これがないと解決策もないし、我々消費者もどうしていいかわかりません。
木材にも同じようなことが言えます。
外国から安い材料を輸入するのは良いのですがCO2は削減しないし、日本の林業が破綻したら大きな環境破壊につながりますし、森林大国である日本の優れた木材が手入れをされないことになると、間伐、枝うち、下草の手入れがおろそかになり、年を取った木は水を吸収しなくなり、土砂災害の原因にもなります。
どうして、農業、林業者が廃業、後継者不足に陥るのか?
国の支援、消費者に可視化していく事が国産材の使用につながるのではないかと思います。
話は変わりますが、気密性の良いC値0.1程度で、透湿する外皮の建築に取り組んでいます。
室内側、外部側のいずれかにビニールのようなものを入れないで気密性を確保していく
透湿外皮という考え方です。
通常断熱材は熱伝導率、または厚みを考慮した熱抵抗値で考える事しか考えませんが、
調湿性、蓄熱性、防音性等を加味し、壁体内結露を防ぎながら快適かつ、省エネをより
深堀して考えて行く事が一歩先行く家造りになると考えております。
これからも探求心を忘れずによりよい家造りを目指して頑張っていきます。
河野 和宏
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